原子力発電所の稼動延期は電気料金のアップにつながると米国で議論に 56
いっぽう日本では 部門より
今週、米SCANA社はサウスカロライナ州に建築している原子力発電所の運転開始が、当初予定の2016年4月よりも2年以上遅れることを発表した。この遅延は共同で部品調達をしているジョージア州の姉妹プロジェクトにも影響を与えると考えられており、監視委員会やウォール街に問題視されつつあるようだ(abcNews、Slashdot)。
問題となっているのは、建設の遅延によるコスト増。工事が遅延した場合、原子力発電所建設に必要な何千人もの労働者の雇用費用が追加で必要だ。監視委員による分析では、ジョージアでの建築が1日長引くと200万ドルもの費用がかかるという。こうした超過料金は消費者が電気代の形で支払うことになる。