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2014年9月29日の記事一覧(全9件)
11604264 story
ストレージ

オンラインストレージ運営会社によるHDDの信頼性調査、HGSTが高評価 49

ストーリー by hylom
ご参考になりましたでしょうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

オンラインストレージサービスBackblazeが、200種類、合計約3万5000台の運用データから算出した「HDDの信頼性データ」の2014年9月最新版を発表した(GIGAZINE)。

故障・エラー発生率のグラフによると、Seagateが壊れやすく、日立(HGST)の安定性の高さが証明された形となっている。Seagateの3TBモデルはエラー発生率が9%から15%に増加し、Western Digitalの3TBモデルもまた4%から7%にエラー発生率が増加。総評としては、HGSTの全モデル、Seagateの4TBモデル、Western Digitalの1TBモデルの信頼性が高いと結論付けられている。

Backblazeによれば、不具合発生の傾向は2014年1月のデータとほとんど同じで、壊れっぷりを示すグラフとして信頼できるものだとしている。

11604268 story
インターネット

Facebook、2015年にインターネット接続を提供するドローンを運用開始へ 42

ストーリー by hylom
空飛ぶAP 部門より
taraiok 曰く、

Facebookでエンジニア・ディレクターを務めるYael Maguire氏が、2015年からインターネット接続環境を提供する無人飛行機のテストを開始する予定であることを公表した。インターネットに接続されていない世界人口の約3分の2の地域に、ソーラーパネルを搭載した無人機を飛ばしてしてネット環境を提供することを計画しているという(gizmagGIGAZINESlashdot)。

現在進められている案では、「プリウス6~7台分」というサイズで50kgを切るという超軽量飛行機が使われる予定だという。機体には太陽光発電パネルが並べられ、機体の飛行および無線LANアクセスポイントの運用に必要な電力を発電するという。機体は旅客機の約2~3倍の高度域である、高度6万~9万フィート(約1万8000~2万7000メートル)を飛び、無人で数か月~1年にわたって飛び続けるとしている。しかし、法整備が整っていないなど制度上の問題も残されているとしている。

11604821 story
宇宙

ロシア、2030年ごろまでに月面への有人飛行を実施する計画を明かす 52

ストーリー by hylom
もうすこし先 部門より
taraiok 曰く、

ロシアの宇宙機関が数十年ぶりに月面への人類到達を目指しているという(TIMEITAR-TASSSlashdot)。

ロシアは2020年代の後半から2030年代の早い時期に月への到達を目指すとしている。Roscomsos(ロシア連邦宇宙局)のトップであるOleg Ostapenko氏はロシア国営通信社ITARに対するインタビューで「次の十年間で月面に到達できる有人宇宙船の新たな建造計画が進行中だ。無人宇宙探査機による月面探査の結果を元にして遠征計画や着陸地点の選定を行う」と述べてる。

11604827 story
テクノロジー

NTT、電車通過中のガード下でも音声通話や音声認識できるマイク技術を開発 29

ストーリー by hylom
ソフトでやれるの 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

NTTが100dBという高い騒音レベル下でも高品質な通話や音声認識ができる「小型インテリジェントマイク」を開発したそうだ。100dBという騒音レベルは場内や電車通過中のガード下に匹敵するそう。こうした環境でも明瞭な通話や音声認識ができるようになるという(ASCII.jp)。

複数のマイクからの音響信号を処理することで指向性を持たせるビームフォーミング、目的の周波数帯以外を低減するスペクトルフィルタ処理などを使用することにより、目的となる音を劣化させることなく周辺雑音を1000分の1まで低減できるそうだ。ソフトウェアライブラリ「インテリジェント マイクライブラリ(仮称)」として2014年10月から販売するとしている。

11604960 story
お金

スウェーデンでビットコインだけで政治資金を集めた候補者が国会議員に当選 22

ストーリー by hylom
匿名での献金は色々まずい気もするが 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

若干36歳のMathias Sundin氏は9月14日に行われたスウェーデン議会選挙で見事当選した。定数349人のうちの1人でしかない彼が注目を集めているのは、その政治資金がすべてBitcoinで賄われたため(CryptCoinNews)。

彼は自身のブログで「私の運動を支持するなら、ドルやユーロやスウェーデンクローナではなく、Bitcoinで献金しなくてはならない」と呼びかけ、世界で初めてBitcoinで選挙資金を賄った議員となったのである。

Bitcoinで政治資金を集めるのはアメリカでも合法化されているが、記事によればまだその規模は必要とされる経費に比べて小さいものだそうである。しかし、今回のこの成功を受けて、2018年の中間選挙ではもっと盛んになるかもしれない、と記事は結ばれている。

11604967 story
医療

複数のマルチメディア端末の同時使用は脳の灰白質に悪影響を及ぼす? 21

ストーリー by hylom
ど、同時には操作してないからきっとセーフ 部門より
eggy 曰く、

Sussex大学の研究によると、携帯電話やノートPCなど複数のメディア端末を頻繁に同時操作している人は、一度に1台のデバイスを使用している人に比べて、脳の灰白質の密度が低いことが分かったとのこと(Slashdot)。

MRI画像を利用して75人の成人の脳構造を調べたところ、同時に使用するメディア端末の数が多い人ほど、脳の前帯状皮質における灰白質の密度が低かったとのこと。前帯状皮質は認知機能や感情制御機能を司る部分である。

脳内でこうした変化が起きるメカニズムがすべて解明されたわけではないものの、先天的に前帯状皮質が小さい人は認知制御や情動制御の能力が弱いことから、マルチタスキングに陥りやすいと考えられると同時に、マルチタスキングを頻繁に行っていると前帯状皮質の密度が変化することも充分にあり得るとしている。

11605251 story
ビジネス

NTTドコモ、機械翻訳技術開発を行う「みらい翻訳」を設立 44

ストーリー by hylom
実現性は悪くはなさそうだが 部門より
hylom 曰く、

NTTドコモなど3社が協同で「株式会社みらい翻訳」を設立すると発表した(Engadget発表資料)。

NTTドコモと、翻訳ソフトウェア開発を手がける建国SYSTRAN INTERNATIONAL、そして音声認識技術を持つフュートレックの3社が共同で出資し、将来的には日本語・英語・韓国語・中国語などを相互に機械翻訳できるシステムの開発とそれを用いたサービスの提供を目的とするという。

とはいえ、先日「ソフトバンク(実質孫正義)の投資センスとNTTドコモ(実質どこだよ)の投資センス」という話が話題になったように、NTTドコモが本業以外のビジネスで大きく成功した例はあまりないような気がするのも確かである。ドラえもんの秘密道具「翻訳こんにゃく」は実現できるだろうか。

11605294 story
医療

遺伝子操作された人間約30人、来年には18歳に 42

ストーリー by hylom
新人類と言えるものとなるのか 部門より
maia 曰く、

不妊治療の一種で、細胞質移植(Cytoplasmic transfer)という技術がある。遺伝子が操作されることが確認されたために現在実験が禁止されているが、その前に30人ほどの子供がこの技術によって産まれたという。この子供たちのその後は不明だが、来年には高校を卒業する年に達するといい、この実験に参加したニュージャージー州Saint Barnabas Medical Centreの生殖医療科学研究所(IRMS)が、今年になって少なくとも17人の子供たちの追跡を始めたそうだ(英IndependentTechCrunch)。

細胞質移植は、ドナーの卵子から健康なミトコンドリアを含む細胞質をレシピエントの卵子に注入するものらしい(同時に顕微授精を行う)。最初の出産例が1997年に報告されたが、核は変わらないものの、ミトコンドリアDNAの混在が確認され(2001年に報告)、遺伝子操作だとして問題となった(京野アートクリニック高輪のコラム)。

なお、ドナー卵子の核を取り除き、レシピエントの卵子の核を注入する核移植法には将来性があるという話もある。禁じられてもいないらしいが、臨床応用は行われていないようだ。

TechCrunchでは、

このティーンエージャーたちは、操作された遺伝物質を次の世代に渡す可能性がある。したがって、今後この方法で合法的に作られる人間がいないとしても、すでにわれわれは、生物的に操作された遺伝物質を、潜在的に未来人口の大きな部分に影響を与える人々に導入したことになる。

と述べられている。

11605420 story
医療

火傷治療用の人口移植皮膚を作る3Dプリンタ 29

ストーリー by hylom
医療部門でも開発が進む3Dプリンタ 部門より
danceman 曰く、

トロント大学の学生らが、火傷治療用の人工移植皮膚をすばやく作ることのできる3Dバイオプリンター「PrintAlive Bioprinter」を開発したとのこと(IBTimesSlashdot)。

このPrintAliveは、患者のケラチノサイトおよび線維芽細胞を使って人工皮膚を3Dプリントできるそうだ。皮膚細胞を培養して皮膚シートを作るのに比べ、より速く人工皮膚を作れることができ、さらに必要な皮膚細胞も格段に少なくて済むのだという。

プリンタのカートリッジは皮膚の表皮と真皮層それぞれに必要な細胞で満たされた2つの「チャンネル」に分かれており、されぞれの細胞に必要な液体と共に収められている。プリンタから噴出されると液体はゲル化し、両層は同時に重なった状態でプリントアウトされるという。

重症火傷の場合、表皮から真皮にかけて深刻な損傷を負うことになるが、患部への移植用に皮膚細胞を培養すると通常少なくとも2週間もかかってしまう。両層は完全に異なる細胞から作られており、また異なる構造を持っているため、損傷した箇所の皮膚を自然再生させることは極めて難しい。しかも、傷口を迅速に閉じることができなければ火傷患者が命を落とすこともあり得るという。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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