月面上に巨大な宇宙線検出器を建造する計画 31
宇宙戦争の流れ弾 部門より
天体物理学の大きな謎の一つとして、これまでに観察された中で最も高いエネルギー粒子「超高エネルギー宇宙線」がある。超高エネルギー宇宙線は高速で移動する、エネルギーを持った単一の陽子だ。「10の20乗電子ボルト(eV)」というエネルギーを有するものもあり、、この超高エネルギー宇宙線がどこから来て、その膨大なエネルギーを得たのかは不明だ。また出現頻度も稀少である(medium.com、コーネル大学による論文、Slashdot)。
科学者達はこの超高エネルギー宇宙線を検出するため、月面上に巨大な宇宙線検出器を建造することを計画している。計画では2018年に建設を始め、2025年までに稼働状態に持って行くという。設置面積はベルギーとほぼ同じ33,0000平方キロほどになるという。