軽トラEV化改造の試み:目的はガソリンスタンド減少による給油難解消 89
その発想は無かった 部門より
各地で農業用軽トラを電気自動車(EV)に改造する取り組みが進んでいるそうです(全国農業新聞)。
目的はエコロジーとか温暖化対策とかそういったものではなく、中山間地でガソリンスタンドが急速に数を減らしつつあるせいで給油のために延々街まで走る羽目になる農家が増えているのを何とかするため。現場レベルで実用本位な話なので、鉛バッテリーを使い最小限の改造にするなどしてコストを抑えているそうです。
とはいえ、農家が農機具として投資できるレベルにはまだ到達していないそうです。航続距離も一晩充電して30kmくらい、ちょっと不足とか。「ガソリンが買えないから電気自動車」というのは、買えない理由が違いますが戦後の一時期のようですね。