MIT、視力補正機能を持ったディスプレイ技術
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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MITがディスプレイ側に視力補正機能を持たせるという技術を開発したそうだ。PCwatchによると、これは、裸眼立体ディスプレイの技術を転用したもの。裸眼立体ディスプレイでは、左目と右目に対して微妙に角度の異なった映像を映し出すことで、奥行きを表現している。これに対し、視力補正ディスプレイが、ユーザーの瞳孔の異なる部分に微妙に異なった映像を投影する。
新技術は、ディスプレイ側で正しい焦点距離における映像をシミュレーションすることで、目の焦点距離が合っていなくても、ピントが合った映像を目に映るようにさせる。例えば、50cm先のディスプレイを視力の悪い人が見ると、焦点が70cm先になっていたりする。これに対し、デバイス側が計算を行なうことで、デバイスが目から70cm離れていたときに映るであろう画像を表示するというものであるという。目ではなく、ディスプレイに眼鏡をかけさせる形になるとしている。
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